コモディティ化

藤本です。
私の卒論の中で、「コモディティ化」という言葉が出てきます。
今日はその言葉と、ブランドについて少し書こうかと思います。
まず、「コモディティ化」とは市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとってはどの商品を購入しても大差のない状態のことをいいます。組み合わせで簡単に製品を作ることができる状態になると、開発費のかかったメーカーに比べ、製造のみのメーカーの方が全体のコストは低くなり、価格競争が生まれます。そうなるといままで高価だった製品の価格が低下し、一般消費財のように安価に手に入れることができるようになり、日用品化する。この事柄を「コモディティ化」という。
コモディティ化」を防ぐ要素の一つとして「ブランド構築」が重要な鍵を握ることとなる。長期的に一貫性を持たせた活動が必要にはなるが、ネーミングやロゴ、パッケージの浸透度が高いほどブランドとしての認知度も高まり、製品間の差別化に繋がることができる。
コモディティとなってしまったものにも、価値のあるブランドを付けることで消費者の関心を引くことが可能になると考えられます。